自転車事故と実際の過失割合が割りに合わない件
こんにちは。
最近、石田ゆり子さんの可愛いさを再再認識しています。
今日はタイトル通りなんですけども。
まぁ、知り合いがちょっとした事故に合いまして。
そのことで、いろいろと考えるところがありました。
ざっくりと、自転車と自転車でぶつかったんです。
知人はロードバイクで車道左側を直進。相手は学生で正面衝突というシチュエーション。いわゆる車道逆走なんですね。
これ、めちゃくちゃ頭に来る状況です。
僕は通勤時に学生の登校時間と重なるので、毎日何人ともすれ違うのですが、そのたびにイラッとなります。
学生に混じって出勤中のおっちゃんも元気に逆走です。毎日毎日、逆走してきます。
「なんでいい年したおっさんまで平気で逆走してんだよぉぉぉぉぉっ」と心の中で叫んでいます。はぁ〜。
で、知人なんですけど、もちろん警察に報告して示談でお互い話し合ってね、となって過失割合の査定となるんですが、知人としては相手は逆走、こちらは左側通行を順守しているわけですから、お互いが前方不注意だとしても、それなりに自分に有利な割合になると思っていたようです(そりゃそうだ!!)
で、提示されたのが
「55:45」
自分(左通行順守)55、相手(右側車道逆走)45です。
ね、どう思います。ほぼ五分五分です。
知人はめっちゃキレてました。
ヘルメットちゃんとしてるし、きちんと法律順守してる、しかも相手は車道を逆走だと相手方の保険屋さんに文句言って、お互い弁護士さん立てて、しまいには中立的な第3者の人にもう一度査定してもらって、
はい、55:45です。
法律どうこうじゃなくて、現状の日本だとこうですよ、ということ。
これは認識しておくべきですね。
今回知人にも多少非はあったと思うんです。
もちろん相手方の逆走は違法ですが、たぶんギリギリまで意地を張ったと思うんですね。逆走しているそっちが避けろ的な。
僕もそうです、相手が悪いと思ってチキンレースになったりします。
僕の知ってるロードバイクを乗っている人はしっかり法令順守しています。
守っているからこそ頭にきて、意固地になりがちです。
でも、その意地にメリットないですよ、全然。
ロードバイクに乗っている人の常識は、一般的な常識と差が生じてしまっているのでしょうね。なので界隈にしか通じない。
ですから、どんなに目くじら立てても55:45なんです。
僕も、ロードバイクに乗るようになってから、逆走はイライラするようになったし、ノーヘルはため息が出るようになりました。
でも、多分それって一般的には常識じゃないんでしょうね。
法律は守るべきですし、みんなが認知すべきですが、まだ、常識には至って無いということを、認識しないとまずいよなぁって思います。
昔は、前方から自転車来たら普通に止まって謝ってたし、自転車に乗っていて腹を立てることなんて事はあまり無かったけども、今は少しママチャリを小馬鹿にしてると思う。
反省、反省。
今回、事故の過失割合を知ることで、世間の中でのロードバイクの位置を再認識したような感じです。
視野が狭くなってんな。
大多数の自転車の中で少数派のロードバイクに乗ることを意識して相手に合わせる事も大切かも、と思いました。
でもみんな、法律は守ってほしいなぁ。
お互い尊重して、譲り合えばほとんどは解決しそうです。
腹立てたり偉そうになるのが1番良くない。
おおらかに楽しみましょう。おわり。